連載中 恋愛

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内容 「俺」と「後輩」は付き合って一ヶ月にも満たない出来立てホヤホヤのカップル。 向こうから告白してきて、「俺」はその場の勢いでついOKしてしまった。 「後輩」は世間的に見ればそこそこカワイイと思える顔立ち。大して「俺」は彼女が偏差値60なら45くらいの下の中ぐらいには整った顔立ちをしている(なぜ告られたのだろう……)。 「後輩」とはまだデートにも行ったことがなく、メールを交換し合った程度にしか距離が近づいていない。そこまで進展を急ぐ気はないが、向こうがどう思っているのかは気になる。 ところでその「後輩」にはちょっとオカシなところがあり、よくメールでやりとりをするのだがその文面がどこがズレているのだ。 馬鹿と天才は紙一重というけれど、「後輩」はそのどちらにでも当てはまるんじゃないかと思う。 そんな毎日やってくるメールに対して、「俺」はなんとかかんとか返信を続けていた。
あきカン
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「ねぇこれ見て。かわいいよね。」  笑顔で僕の前に小さな花をみせる。僕も笑い返しながら花を受け取る。どこにでもある小さな花だがいつもと違って見えた。 「ハルは卒業したらどうするの。」 「え、私?私は進学するつもり。ケンは?」 「僕は、」 突然聞かれた言葉に驚いて一瞬答えられなかった。いや、答えをすぐに用意できていなかった。僕たちは数ヶ月後にはそれぞれ道を選んで卒業していく。もう決めていなきゃいけない。 「僕も進学する…かな…。」 答えは一応見つかったが僕の中では何かが残る。 「まぁ、焦らなくてもいいじゃん。」 ハルは突然優しい口調で言う。そんな言い方しないで。ハルが僕を置いていくみたいじゃん。
yupipi
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高一の秋、後期の委員会決めをしていた時、明るい性格でクラス人気者である彼女は、何故か俺こと新田圭人と同じ図書委員を選んだ。 みんなの中心的なポジションである彼女が、あまり目立たない図書委員を選んだことに、周囲はそれとなく理由を尋ねた。 その時の一言がこちら。 「だって、私と圭人君は『秘密の関係』だもん!」 え、何それ知らない。 『秘密の関係』などという些か魅惑的すぎるフレーズに、俺及び勉学を共にする皆達は困惑を隠せなかった。
杜猫のねどこ
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あの日見た花火をまだ忘れてはいない。ついこの間のようで遠い夏の記憶。僕の夏は終わらない。 目覚ましに起こされて目を覚ます。僕はオオタ・パルクール・カケル。パルクールで食っていこうと思ってる。すごい簡単そう(小並感)。
よしだ
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ここではないどこか。 今ではないいつか。 荒廃した街がそこにはひろがっていた。 かつては空を切るほど高くそびえ建っていたであろうビルは、周辺の小さなビルやを潰して折れ、周囲に散乱した硝子が太陽の光を受け輝いている。 かつて小さな人間達がここで過ごしていたであろう公園は、鉄棒がさびつき、ブランコは鎖が切れて落ちている。 人間の気配は、感じることが出来ない。 遊ぶ人のいなくなったドールハウスのようだと、それは思った。 人形と家だけがあって、肝心の遊ぶ人間が居ないのだから。 崩れ朽ちた建物の周りに、鎖が切れたブランコにに、黒い花の塊がなければの話だか。 それは鎖の切れたブランコに、おそらく鎖が切れる前にブランコに乗っていたのであろう、他の者より小さな黒い花の塊の前に立つと、それは静かに祈りを捧げた。
くさもち
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