「朝起きたら〇〇になっていた」への投稿
頭の中は22才の男で、体は7才の異国の少女になってしまったらしい。
ふと鏡が高く見える事が気になり、周りを見たり後ろを振り返ると、今まで使っていたタオル掛けや、浴室のドアノブも今の身長の低さで高い位置に、大きく見えた。
「慎重に慎重に…冷静に冷静に。」
と頭の中で唱えていた。
自分の生まれや年齢、住所、彼女、友達、仕事を順番に思い出して、冷静に今の状況を考えようとしていた。
その時…
エリー冨田
これはどうやら、
見た目は子供、頭脳は大人ってやつだ!
いやちょっと待て。落ち着け。
やばい組織に出会った覚えはないし、子供は子供でも性別が違う。
鏡に映るのは見慣れぬ幼女(俺)、そして見慣れた俺の部屋。
振り返ってみても、変わらない俺の部屋。
考えてみても分からない。
ただ鏡の中の悩み顔の幼女は可愛い。
退会ユーザー
これはどうやら、
見た目は子供、頭脳は大人ってやつだ!
いやちょっと待て。落ち着け。
やばい組織に出会った覚えはないし、子供は子供でも性別が違う。
鏡に映るのは見慣れぬ幼女(俺)、そして見慣れた俺の部屋。
振り返ってみても、変わらない俺の部屋。
変わったのは俺だけである。
考えてみても分からない。
ただ鏡の中の悩み顔の幼女は可愛い。
うーん、悩んでも仕方ない。
とりあえず俺は…
退会ユーザー
『そう……君は魔法少女に選ばれてしまったのさ!』
俺の思考を読んだかのように、生意気そうな少年の声が響き渡った。
因みに、俺は一人暮らしである。
「いや誰だよ?!」
叫んだ俺の視界に入ってきたのは、まるでマスコットキャラクターのようなデフォルメされたデザインの存在。
キュルルンとした瞳を輝かせた空飛ぶ小動物だった。
『僕はるりりん!君を魔法少女に選んだ妖精だよ!』
ビターメイジ