見敵必殺(サーチアンドデストロイ)

ズドンッ

凄まじい反動が私の体に来る。今まで何回も撃ってきたとはいえこの反動にはなかなかなれないなぁと考えながら肩に担いだバズーカを下ろし腰につけているポーチにしまう。

「いやぁ、さすがは我が使用者。僕の使い方が上手いのなんのって……」

そう言って褒めて来るのは目に鮮やかな青緑系の髪色をした男で年齢はおおよそ私と同じほど。この世界に来てから直ぐに私のモノになった男の子。

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