ドリームマジックパラダイス
魔法
これは20XX年の物語。あるとき1人の生まれたばかりの赤子は10ヵ国の言葉を喋ったという。あるときは1人の生まれたばかりの赤子は歩いたという。
そう。人間は進化しているのだ。その世界で生まれたのは…
魔法。魔法は生まれつき一人一つ持っている。
そして今の世界、魔法使いという職業が生まれた。薬を渡したり、正義のために働いたり…魔法使いはみんなの憧れだ。
「魔法がなくても魔法使いになれるのかなぁ…なりたいよぉ…魔法使いに…魔法がない人は夢は持てないのかなぁ…」
私は生まれつき魔法が使えなかった。世界初だそう。私はそれでも魔法使いの夢を捨てきれなかった…
魔法
私は3歳のときに医者にこう言われた。
「きっと、10歳になったらいいことが起こりますよ。10歳になったらここに来てください。」
私はそれを気にしていなかったが9歳になった頃気になり始めていた。
私は掬。魔法が使えない小5。誕生日は3月30日。歳の最後だ。今日は3月30日。昔のことが気になって仕方がない。
「みなさんもうすぐ最高学年です。最高学年として…」
あぁ、担任の先生のムダに長い話が始まってしまった…
「特に魔法は使わないように!」
世界で学校では魔法は使わないよう声掛けをしている。ただ一校をのぞいて…
魔法
魔法を使える中学…それはドリームマジックパラダイス。それは夢の魔法の楽園。略してドリマジ。魔法を使える世界でゆういつの学校だ。中高一貫になっていて、たくさんの生徒が通っている。
「ドリームマジックパラダイスに行きてぇな…」
「お前らなんかに行けるわけねぇだろww」
余裕ぶっこいてんのは2つの魔法を持つ猪猛くん。〈一刀両断〉〈霧〉を持っている。一刀両断はその名の通り1m以内のものや人を一刀両断する。しかし、防がれると逆に自分が一刀両断になってしまうらしい。霧は自分の周りに霧をはる。自分の視界は晴れている。
「俺がこの学校初ドリームマジックパラダイスに行ってやる!」
私も…そう思った。
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