あっミスったわww豪視点
俺は豪っす!今日は先輩と久々に飲みに行くっす。もちろん奢って貰うっす。
「居酒屋ってあそこの角辺りだったけ」
先輩ー物忘れ激しすぎっす
「はいその辺っす」
その時だったっす
『あっミスったわww』
と聞こえたんす
そしと同時に俺達は歩道に突っ込んできた車にはねられて死んだっす
目が覚めた場所は雲の上みたいなとこだったっす
「お目覚めかな」
誰かが話しかけてきたっす
「誰っす?」
「私は簡単に言うなら神だ」
「神っす?」
「分かってるだろうが君は死んでしまったんだ。まだ未来ある若者がだあぁなんと嘆かわしい事だ」
何かそれっぽい事言ってるみたいすけど全くわかんないっす
「そこでだ君に使命を与えてある世界に転生してみないか?」

「使命って何す?」
「その使命は世界を救って欲しいのだ」
「世界を?どうやってっす?」
「この地図を見ながら説明しよう」
説明をまとめるっす
何か大陸の西側はいろんな国が戦争しまくってるらしいっす
東側はゴールゾーラ王国っていう国が支配してるらしいっす
真ん中には聖光国っていうその世界で1番発展してる国があるらしいっす
「その者は北西部に広がる森を住処にしている」
「結局誰っす?」
「先代閻魔大王だ」
「えっ?」
「困惑するのも無理はないそれでも奴を倒してほしいのだ。このままでは難しいだろうそこでこのスキルの中から2つまで選んぶんだ」
そう言って簡単にスキルの説明をしてくらたっす
星龍の加護 シンプルな身体強化
英雄の光 英雄に足る力を与える
氷の魔眼 見たものを凍らせる
正義への導き 指揮能力の向上

よく分からないっすから上の2つを選ぶっす
「決まったかい?そしたら準備を始めるよ」
「何か緊張するっす」
「君は聖光国にて神命を受けた子として産まれる。それじゃあ転生を始めるよ」
そして俺は転生を開始したっす。
「彼には私の野望の礎になってもらわないと」
何か聞こえたような、、

ある日聖光国の大司祭ベルマハ・ゴーフレは教会にて神の啓示を受けた
『次の満月の夜12の鐘が鳴る頃聖光国に勇者が産まれる』

俺はこの世界に生まれてから10年、あまり名前で呼ばれた事はないっす。ほとんどの人がそして更には両親まで俺の事を『勇者様』と呼ぶっす。名前で呼んでくれるのは大司祭様ぐらいしかいないっす。
そんな感じで10歳になったす。
10歳になると聖光国立魔法学校に入学するらしいっす。
「勇者様間もなく魔法学校へ出発する時間です」
彼女はシールア召使い的なのっす。
「よし!行くっすよ」
そして馬車に揺られて魔法学校に到着した。
聖光国やゴールゾーラ王国の貴族や裕福な商人の子、そして才能があると認められた平民がいる。
そして入学式が終わり学校の寮の部屋に行き荷物を整理していた
「確か同室の子がいるんだっけ」
そんな事を呟いていると誰かが入ってきた

入って来たのは女の子だった
「あっ同室の方ですか?」
まてどうなっているそうだきっと部屋を間違えたんだ
「ここって男子寮じゃ?」
「今年は新入生が多くて学校側が決めるのめんどくさいから適当に男女関係なしにくじ引きで決めたらしいです」
「どうなってんだこの学校、、」
「私ミナーベって言いますよろしくお願いします」
「はぁ後で学校には文句言うとしてっと俺はゴウっすよろしくっす」
そうそう大司祭さんの判断で正体を偽って入学してるっす
「ゴウさんよろしくお願いします。えーとここは使ってもいいか?」
「そこは同室の人がいるって聞いてたから開けておいた所だから使ってもいいよ」
「あっはい」
そしてその日は終わった

今日は授業だ
クラスは上からS.A.B.Cで俺はSちなみにミナーベもSらしい大人しい感じだったけど結構凄いのか
Sクラスには色な人がいた。まぁ貴族の御曹司、令嬢も多いけどだけど平民が結構いる
あぁそうそう俺は聖光国の貴族レメード侯爵家の次男ゴウ・レメードとして学校で過ごす事になっている。ちなみにミナーベはドーカル商会っていう聖光国のかなり大きな商会の一人娘らしい
そんな事を考えてると先生が入ってきた
「はいはい静かに授業始めるよ」
先生がそういうと騒がしかった教室が静かになった。
「自己紹介っと私はミスタナ。君達の担任だ。今日の授業はっと広場で君達の実力を把握していくよ」

「えぇーととりあえずこの的に適当な魔法ぶっぱなしちゃって。的を壊さないように」
適当な魔法ねぇんまぁ他の人と同じ魔法でいいよな
「1人目ゴウ・レメード」
聞いておりませんよ1人目だなんて
大司祭さんは
「君が勇者だと悟られてはいけないよ。勇者の命を狙う者だっているからね」
って言ってたしなぁどうしよっか
火属性の下級魔法でいいか
「ファイヤーボール」
んまぁ一言で言うと的壊しちゃった
「1人ぐらい的壊すだろうなぁって思ってたし大司祭様から魔法の威力えげつないって聞いてたしまぁいいよ」
めっちゃ気使わせちゃってるよ。その顔表情筋しか笑ってないよ。
「んまぁ的を新しいのにするから待ってて」
あぁやっちった
「すごいねあれ本当にファイヤーボールなの?」
「あっミナーベかファイヤーボールのはずなんだけど」
「んじゃぁゴウさんの魔法攻撃力が高いのかな」
「多分そう」
いやそうであれ

午前の授業が終わって昼飯の時間
「へぇバルマーハ王国に向けて騎士団が」
「そうらしいわ」
「何で?戦争じゃあるまいし」
「いやなんでも神の啓示だとか」
「へぇまぁ俺達には関係ないよな」
「まぁそうだね」

入学して数ヶ月が経ったそして待ちに待った長期休暇だぁー!
「ミナーベって長期休暇の間何するの?」
「お父さんの仕事の手伝い」
「へぇなるほど」
「そういうゴウさんは何かあるの?」
「いやー特に予定はないんだよなぁ」
「そうなんだ。じゃあ長期休暇の間にどっか遊びに行こうよ」
「ミナーベ仕事の手伝いがあるって言ってなかったけ?」
「ずっと手伝いって訳じゃないから」
「んじゃその時でも遊ぼうぜ」
「うん」

「やぁ帰ってきたね」
「大司祭さん久しぶりっす」
「はぁその喋り方は変えるように言ったよね」
「学校では気をつけてるんすけど。どうもスイッチが切れちゃったっす」
「まぁいいよ。長期休暇の間社会勉強でもしてもらおうと思っててね」
「社会勉強すか?」
「君には長期休暇の間ドーカル商会で働いてもらおうと思ってるんだ」
ドーカル商会って確かミナーベのお父さんの商会だっけ
「明日この場所に7時ね」
翌日
「おはようございます」
「おはよう君がゴウ君だね」
「はい」
「私はハーバル・ドーカルだよろしく」
「ゴウ・レメードです。よろしくお願いします」
「よし!ミナーベ色々教えてやってくれ」
「じゃあゴウこっち来て」
何かミナーベ学校の時よりテンション高いような、、まっいっか

1週間経ち商会での仕事はほとんど覚えた。
「荷物を積み終わったかい?ゴウ君」
「はい積み終わってます」
「よし!じゃあ行くぞ」
そして今日からバルマーハ王国へ行くっす
「戦場を避けていくから5日はかかるよ」
「そうなんですか!まぁこれも社会勉強か」
5日後、、
「ゴウ起きて!着いたよ!」
「ふぁぁやっと着いたのか」
「はぁやっと起きた。じゃあこれは要らなかったね」
と言うとハンマーを置いた、、ハンマー?!え?何?起きなかったらぶっ叩かれてたの?何それ怖い
「んじゃゴウ荷物下ろすの手伝って」
「任せとけ」
荷物も下ろして今日は休んでいいとの事じゃあ適当に散策するか
「ゴウはここに来たの初めてでしょ案内してあげる」
「そうだけどんじゃ案内頼む」
ミナーベの案内で色んな場所に行った
「どうしたの?ゴウ何か様子が変だけど?」
「いやー何か暗いなって」
「言われてみれば前来た時は結構賑わってたのに」

絶望の軍団
その日俺は珍しく自分起きた
「ゴウ珍しいじゃん自分で起きてくるなんて」
「俺だって自分で起きれるぞ」
「今までほとんど私が起こしてきたじゃん」
「それもそうだが」
そういや寮もここ1週間もほとんどミナーベに起こしてもらってるな
そんな会話を続けていると街が結界に覆われ上空に何か見えた
『我はゲーゼン北西の森を支配する者。バルマーハ王国を我が物にすべく攻め落とす!進めー!我が軍よ!』
そしてそれを言った何かはすぐ分かった。
先輩だ、、
「何ぼーっとしてるの!早く逃げるよ!」
ミナーベの声で少し冷静になった
「いや逃げないでしばらくここにいよう」
「どうしてよ!逃げ遅れるよ」
「今は逃げてる人達が沢山いる。この状態で逃げればもみくちゃにされる。もみくちゃにされるだけならまだマシ最悪の場合踏み潰されるぞ」
「そうなのね」
「それに今この国には騎士団がいるんだ。並の敵なら大丈夫だ」

その話はすぐに入ってきた
「門が全て突破されたらしい王城に逃げろ!」
誰かが叫んだ。
「ねーもうさすがに逃げた方が」
「流石に逃げるか」
表には沢山の人達がいる。なら裏路地から王城の方に逃げるか
「よし!裏路地から逃げるぞ先に行って安全を確認してくるから待ってろ」
「うん」
さてと王城はこっち方面だったな。
周りを確認してると何が聞こえてきた
「死んでも文句言うなよ!」
(聖光国の騎士団の人だ裏路地から増援に行ってたのか。誰を相手にしてるんだ)
「雷刃一刀」
「なん、、だ、と」
(聖光国の騎士が一撃で倒された、、もう王城に逃げても無駄だこのまま隠れ続けるのが安牌かも)
聖光国の騎士を倒した奴はすぐに立ち去った。俺はミナーベの元に戻った
「どうだった?」
「さっき裏路地で聖光国の騎士が一撃で倒された。このまま隠れ続けるぞ」

「聖光国の騎士が一撃で倒されたってそれホントなの?」
「あぁ多分王城が落とされるのは時間の問題だ。このまま隠れ続けて王都から逃げれるチャンスを伺うべきだ」
「でもここに敵がきたらどうするの?」
「それはその時だ」
別に住民の虐殺をしている訳じゃなさそうだし見つかっても最悪投降すれば何とかなるか、、
「ねぇ何か聞こえるよ」
「静かに」
さっき騎士を倒した奴とは違うようだが
後ろかっ
「逃げなちゃダメだよお二人さん」
「誰だ」
「そんな怖がらないでよ。私は精霊だよ。それも上位精霊」
「上位精霊が何の用だ」
「君達を逃がしてあげようと思ってね。着いてきて」
「ゴウどうする?」
「このまま隠れててもアレだしこの上位精霊に賭ける」
「んじゃ行くよー」
「ちょっと待って」
「どうしたの?」
「私のお父さんは?商会の人達は無事なの?」
「んじゃついでに生きてる人は助けるよ」
「うんありがとう」

「それじゃ転移魔法発動するよ」
俺達は光に包まれ気づいたら森の中にいた
「ここは」
「聖都の近くだよ。このまま真っ直ぐ行ったら着くよ」
「そうなのか早く行くか」
「お父さんは?」
精霊は言った「生きている人は助ける」とそしてここにハーバルさんはここにいないそれはつまり、、
「残酷だけど死にました」
「そんな、、」
「でもあなたは生きているのだから大丈夫」
「精霊さん、、うわぁぁぁぁ」
「大丈夫大丈夫大丈夫、、はい泣き止んだ」
「うん、、」
「んじゃゴウ君だっけ聖都に連れて行ってあげて」
「分かりました」
そして精霊はどこかに消えていった
「行くよミナーベ」
「うん」

聖都に着いてからとりあえず学校の寮にこもっていた
「私これからどうしようお父さん死んじゃったし」
「ミナーベ、、」
話していると誰かが部屋に入ってきた
「こんにちはゴウ、ミナーベ」
「大司祭様!」
「大司祭さんどうしてここに」
「出来ればもっと早く来たかったんだけどあの一件での対応が忙しくてねすまない。色々話さない事があるんだ」
まず大司祭さんが話したのはバルマーハ王国の1件での事の顛末だ。あの侵攻でバルマーハ王国は滅亡そこにゲマーゼ帝国が建国されたらしい聖光国としての対応はまだ検討中らしい
「ミナーベ君の事はしばらく私が保護者とする事にしようと思っているんだがいいかい?」
「はい。お願いします」
「ゴウには個別の話があるんだ少し着いてきてくれるかい」
「はい分かりました」

「それで話というのは?」
「先日騎士団がハーバルさんの遺体を発見したんだが精霊魔法で殺されていたんだ。精霊魔法がどうゆうものかは学校でやってるよね」
精霊魔法は精霊それも上位精霊が使う魔法まさかいやそんや事あるのか
「上位精霊が確認されている数は非常に少ない。そしてバルマーハ王国内では上位精霊の存在は確認されていない」
まさか
「精霊は神の使い人間に危害を加えるとは考えにくいがハーバルさんの死因が精霊魔法である以上、、」
「アハハハ勘鋭いねww」
「お前は、、」
「いやーあの時のミナーベちゃんいい顔してたなぁ」
「君は神の使いである精霊だ。なぜ人間に危害を加えるんだ」
「私が質問に答える理由がないよねんじゃまたね。あっそうそうお土産があるから楽しみにしててね」
「おい待て!、、、くそっ逃げられたか」
「それより今はお土産に警戒しないと」
ドゴーン!
「まさか」
「そっちは寮の部屋だ」

音のしたのは寮の部屋だだとしたらミナーベが危ない
寮の部屋の周りは氷に覆われていた。そしてそこに居たのはミナーベ1人だった
どうゆう事だお土産ってあれだけなのか
そんな事よりミナーベは無事なのか。
「ミナーベ!」
ミナーベはどこだ気を失って倒れているのか氷漬けにされてるのかどこだどこだ
ミナーベを探していると沢山の氷の刃が俺に迫ってきた
ファイアボールで何とか消し飛ばしたけど次来たらまずいな
「アハハハ来たゴウ来た私のゴウ来た」
ミナーベの声だでも明らかにミナーベとは別物の気配だ
「ミナーベどうしたんだ!」
「どうしたって?精霊さんがね」
『お父さんいなくなって寂しいでしょう?』
「いや寂しくはないよ」
『それはどうしてなのかな?』
「ゴウがいるから」
『じゃあゴウがいなくなったらどうするの?』
「もうどうでもいい」
『それは困るねーそうだ!ゴウを貴方のモノにスればいいじゃん』

「え?」
『君がゴウを管理していなくなっちゃわないようするの』
「どうやってやるの?」
『精霊の力を授けるよ』
「精霊の力、、」
『君は氷属性の魔法が得意何だって?じゃあ氷属性の精霊の力をあげちゃうけどいい?』
「うんお願い」
「それでねくれたの氷の精霊の力をゴウを私のモノにする為に」
これ俗に言うヤンデレってやつかミナーベがヤンデレって想定外だ
「アハハハ早く私のモノになってよ凍っちゃってよ」
「俺は誰のもんにもならねーぞっと」
はぁはぁ流石に避けてばっかじゃ体力的にキツイぞ。そろそろ仕掛けるか
「アハハハ止まったやっと私のモノになる気になったの嬉しい」
「そんな訳ないだろファイアレイン」
ファイアレインはまんま炎の雨を降らせる魔法これで氷を溶かす
「やめてよ何でよゴウ!私のモノになりなさいよ」
「俺は誰のものでもない、、すまん少し熱いぞ。ファイアボール」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ミナーベは叫び倒れた
「ふぅ疲れた」
ミナーベは気を失っているだけみたいだな良かった
それにしてもあの精霊とんでもねぇお土産置いて行きやがったな...
目が覚めると雲のような場所にいた
どこかは検討は着いている。また来る事になるとは
「久しぶりだね」
「何のようですか?」
「まぁあの精霊について話しておこうと思ってな」
「そうだよ大司祭さんが言うには神の使いって話だけど何で俺達に攻撃してきたんだよ」
「まぁ落ち着きたまえ。まずあの精霊が君達に攻撃したきた理由を話そう結論から言うと私ではない別の誰かが作った精霊だからだ」
この言い方だと精霊は神さんが作ってるって事か
「私以外に作られた精霊は現在把握している限り5体だ。その内の1体は精霊を生み出すという厄介な能力を持っている」

「まぁその精霊と君達を襲った精霊は関係がないみたいだがその精霊はバルマーハ王国を襲ったゲーゼンの配下の1人だと言う事だけ覚えててくれ」
ゲーゼン、、先輩のことすね
「そして君達を襲った精霊はある組織によって生み出された精霊だ。そしてそいつの能力だが対象の人格を改悪し精霊の力を与え暴走させるという能力だ」
何だそのやばい能力は、、てかちょっと待て
「ちょっといいか」
「あぁいいよ」
「ミナーベは元に戻るのか?」
「治す方法はあるんだがそれは難しいどころではないレベルつまりは不可能と言っても過言ではない」
「教えてくれ!」
「君がそう言うなら話そう。別の世界に人格を作る能力を持った人物がいるのだ」
別の世界か神さんが不可能と言うのも無理ないか

「別の世界から連れてくるのは問題ではないんだがその本人の同意が必要だ。そして彼は同意しないだろう」
えっ連れてくるのは問題じゃないんだでも本人の同意がいるなら、、
「俺が交渉する!だから何とかしてくれ!」
「残念だが神以外が世界の壁を越えて誰かと話したりは出来ない」
「そうですか、、」
それなら、、
「今のミナーベに向き合ってみようと思います」
「それが今できる中で最善かもしれないね」
「1つだけ聞きたい事がある」
「何かね?」
「あの精霊を生み出したっていうある組織について教えてくれ」
「ゴールゾーラ王国やバルマーハ王国を拠点に活動しているラジメガという裏組織だ。一応言っておくが下手に首を突っ込むのは辞めておく事をおすすめするよ」
「ありがとう」
「そろそろ時間だね。最後これだけは言っておくよ」
「分かった」
「それじゃまた何かあったら呼ぶよ」

「目が覚めたかい」
「ん?ああふあぁ、、ここどこすか?」
「ここは教会本部の療養スペースだ。すまない助けに行けなかった」
「それはいいですよ」
「それとミナーベの事だが、、説明するより見た方が早い覚悟が出来たら着いて来てくれ」
「いや最初から覚悟は出来ている連れて行ってくれ」
「、、、分かった着いてきてくれ」
そして俺は大司祭さんに連れられ教会本部の地下に行った
「どこよ!どこにいるの!私のゴウはどこよ!」
ミナーベの叫び声が地下の狭い通路に響いた
「とりあえずここからミナーベの様子を見てみるといい」
「いやいい直接会う」
「ダメだ。今のミナーベに君を直接会わせるのは危険だ」
「それでも!」
「そこまで言うならいいだろうただし私が危険だと判断したら」
「分かってる大丈夫だ」

部屋に入るとミナーベが飛びついてきた
「あーゴウだやっと私のモノになってくれる気になったの?」
「お前のもんにはならないって言っただろ」
さっきより大人しいな
「お前は俺が居なくなるのが嫌なんだろ」
「そうだから私のモノにするの」
「何度も言うが俺はお前のモノにはならない。だから俺はミナーベの側に居てやるずっとな」
、、何かプロポーズみたいな事言ってしまった
「本当?嘘じゃない?」
「嘘じゃない本当だ」
もうここまで来たら行くところまで行ってやる
「じゃあゴウ」
ミナーベが俺の腕を掴み押し倒した
「あの何をするつもりで」
「やる事やっておかないとね」
行くとこまで行くとは言ったけどそこまで行くとは言ってない!あっそうだいざという時は大司祭さんが助けに、、
「邪魔されたくないでしょだからね扉凍らしといたよ」
最後の希望絶える!

いやまだ巧みな話術(笑)による最終兵器交渉がある
「いやまだそれは早いんじゃ」
「別に早くないよ」
「それとだ最初がこういう狭苦しい場所とか嫌だろ」
「それもそうね」
「まぁ今日のところは終わりにしてだなまた今度な」
「うん分かったまた今度約束」
とりあえずこの場は凌げそうだ
「じゃあ出るぞ氷解除して」
「うん」
ふぅ何とかなった、、これまた今度やらないと行けないやつやん。何とか誤魔化しまくるか
そして俺はミナーベを連れて部屋から出た
「大丈夫だったかい?」
「あぁ大丈夫だ」
「うん何も無かったよね」
「んまぁ大丈夫だったという事にしておくよ」
大司祭さん若干引いちゃってるよ
「とりあえず寮の修理作業が終わったから戻るといいよ」
「あの大司祭さん1つお願いしたい事があるので後で時間を頂けませんか」
「あぁわかった。夕方が空いているからその時間でいいかい?」
「はいありがとうございます」

そして夕方...
あぁミナーベにベタベタくっつかれて疲れた
「それでお願いとは何かね?」
「はいゲーゼンについてです。彼の正体に心当たりがあります」
「何?詳しく聞かせてくれ」
全て話した。俺が別の世界から転生してきた事、ゲーゼンが先輩とそっくりという事
「信じ難い話だが君がここまで真剣に話すのだから信じるしかないな。それでお願いとは」
「はいゲーゼンに会わせてください!」
「それは難しい現状聖光国でもゲマーゼ帝国に対する対応を決めかねているんだ」
「それでもお願いします」
「1つ聞きたい事がある。君は場合によってはゲーゼンを殺さなければならない状態になるだろう。それをする覚悟はあるのか」
「覚悟はできています」
「ふむ私の方で無理矢理話を通しておく。しばらく待っててくれ」
「はい!ありがとうございます」

おい!無理矢理ヒロイン枠登場させたと思ってる奴いるだろ、、そうだよ!
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